桜の季節は命を感じる季節。来年の今ころに想いを馳せています

桜

今年も桜の季節が終わりました。

我が家のキッチンからは桜の木が見えます。

桜が満開になると早くも来年の今頃はどうしているのかな…?

と思いを馳せるのがお決まりです。

来年は見れないかも?

今から約10年前のお話。

 

私は子宮筋腫と卵巣腫瘍という病気で手術を目前に控えていました。

あの頃、離婚して数年後のことで入院中は私の母に子ども達の世話を頼んでいました。当時2匹の子どもは高校生。

 

あの時、子宮より卵巣が気になる状態でした。

卵巣がかなり腫れていて、腫瘍マーカーも確か1000を超えていた記憶です。

正常値を大幅に超えていて、悪性を疑わざるを得ない数値でした。

手術をして卵巣を取り、組織を詳しく検査しないとガンなのかがわからない状態。

看護師である私は卵巣ガンは怖いガンだということを知っていました。

 

なので、もしかしてガンなら…と考えていました。

 

もし、死んでしまうことになったら…

 

子ども達はどうなるんだろう。私がいなくなったらどうなるんだろう。

離婚してシングルマザーだったので、とにかく子どものことだけが心配でした。

お金に余裕もなかったので不安だらけの日々を過ごしていました。

 

あの時、ちょうど桜の季節でした。

私の不安とは関係なくとっても綺麗に桜が咲いていました。

 

あ~綺麗な桜だな~

この桜、来年も笑顔で見れるだろうか?

 

そんなことを思いながら見ていた記憶があります。

 

せめて子ども達が成人するまで

自分の足で歩いていけるようになるまで

どうか生かしてください

 

そんなことを神様にお願いしていました。

桜が咲くまで…

働いていた病院での出来事。

病室の窓から桜並木が見えます。

 

毎年桜が咲くと車椅子に乗れる人は外まで行って桜を見たり、

ベットのままヘッドアップ(寝たまま頭の方を高く上げて)して桜を見れるようにしたりします。

反応がなくても患者さんの心の中では桜の美しさに感動していたのではないかと勝手に思っています。

 

ある時、状態が悪くなってきた患者さんがいました。

そして余談を許さない状態になってきました。

 

もう少ししたら桜が咲く

満開の桜を見せてあげられるだろうか…

見せてあげたい

 

職員はそう思っていました。

 

でも残念ながら桜が咲く前にその患者さんは亡くなってしまいました。

桜を生きる目標にしている人も多いと思います。

今年の桜を見ながら来年もこの桜を見たい。

そんな風に。

 

あっという間に咲いて、あっという間に散ってしまう儚い桜。

桜の季節になると桜を命の儚さと重ねて、美しさと切なさを感じている私です。

来年は

今年の満開の桜を見て、目に焼き付けながら、

来年も元気でいられたらそれでいい

ただ元気でいられたらいいな

そんな風に願う私。

 

50才を越えて、今はそれなりに持病はあるものの、すぐに命にかかわるものではありませんが、明日のことはわかりません。

来年もキッチンから見える桜を見たい。

今から来年の桜が目標です。

 

私は今53才。

もし、80才まで元気に生きるとして、桜を見るのはあと27回。

多いような、短いような?

 

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